幻になった新星生産者
ソムリエの方々や飲み慣れた方からの評価が高く、試飲をするとケース買いをする方が多いです。成熟した完成度の高いワインを造る人気生産者でししたが、あっという間に引退してしまいました。幻の存在となったクリストフ・ジョリヴェ。
拠点:ブルゴーニュ地方・コート・ド・ボーヌ地区
初ヴィンテージ:2016年
栽培:有機農法で栽培した契約農家よりブドウを購入
生産本数:5,000-8,000本/年
手摘み収穫、厳しい選果、天然酵母。
抽出は穏やか、やさしくプレスを行う。
清澄は軽め、ノンフィルター(濾過なし)
ビオディナミのカレンダーに沿って作業を行う
クリストフはパリ生まれの生粋のパリジャン。若い頃からワイン造りにあこがれていた彼は、パリ証券取引所からブルゴーニュへ移住して製薬会社へと転職。休暇のたびに生産者の仕事を手伝うようになり、ワイン造りへの情熱は高まる一方。
そして遂に2014年に人生の転機を迎えます。
ブルゴーニュの醸造学校や国立ブルゴーニュ大学で葡萄栽培・醸造を学んで、ワイン醸造家に転身。名門ドメーヌ・レシュノーで経験を積み、2016年に、親交の厚いムルソーの巨匠コント・ラフォンの当主ドミニク・ラフォオンらと共同で、ボーヌ郊外にある古いシャトーを改築して通称“Wine Studio”、醸造所・カーブを設け、ワイン造りを始めました。
2016年が初ヴィンテージという新しい生産者でありながら早速、モンテカルロの2つ星レストラン・ジュエル・ロブションに取引されている実力派です。
一流のネットワークを持つ当主はオーガニックで育てられた優れた葡萄栽培農家だけを選別してワイン造りをしています。初めてカーブを訪問した際、完成度の高さに惚れ惚れして、輸入を決めました。
クリストフのワインの味は、現代的です。
たとえば「ムルソー」は、一世代前の噎せ返るような樽香のムルソーではなく、現代のムルソーの潮流の生産者と同様に、ミネラリテイが活き活きとした瑞々しい最近のワインです。キレのある酸と石灰質の土壌から来るオイリーさ、適度な果実味のバランスが良くて凛とした骨格のある品のあるムルソーです。
「サン・ロマン」は、一度試飲するとケース買いやリピート購入が多いワインです。南国のフルーツを思わせる豊かな果実味から、一瞬、南の地域の葡萄品種を想像してしまうのですが、ブルゴーニュらしい酸とミネラリティによって見事に気品あるフィニッシュに仕上がっています。これは本当に美味しいです。
クリストフのワインを飲んだ人なら「新星スターだ」と信じて疑わなかったでしょう。本当に凄腕の生産者でした。
・サン・ロマン《ラ・ペリエ―ル》2017年 完売 |
白 |
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・サン・トーバン 2018年 完売 |
白 |
・ムルソー 《クロ・デュ・クロマン》2018年 完売 |
白 |
・シャサーニュ・モンラッシェ 1級 《アベイ・ド・モルジョ》2018年 完売 |
白 |
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・マルサネ 《 レ・ロンジュロワ 》 2017年 完売 |
赤 |
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・サヴィニ・レ・ボーヌ 2017年 完売 | 赤 |
・コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 完売 《 オー・モンターニュ 》2017年 |
赤 |
・ボーヌ1級 《 レ チュヴィラン 》 2017年 完売 |
赤 |
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