原石のように輝きを放つ若き女性生産者
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拠点:マコン地区 ヴェルジッソン村
初ヴィンテージ:2019年
栽培:2.7haの自社畑と、契約農家よりブドウを購入
妥協のないアプローチを重ねたジェシカのワインは際立つミネラル感と輝きを放ち、国内外で高い評価を受けています。遂に2023年ヴィンテージから日本への輸出が実現。彼女の情熱と技術が詰まったワインは、これまでにない感動を与えてくれるでしょう。
マコン地区ヴェルジッソン村でヴィニュロンの家に生まれ育ったジェシカ。彼女が家業を継ぐ決心をしたのは、20歳を過ぎてからのことでした。
リヨンで暮らしていた頃、色々なワインバーを巡るうちにワイン造りへの情熱が芽生え、地元の醸造学校に入学。地元ヴェルジッソンの鬼才ギュファン・エナン、ジュラ地方のカリスマ生産者ジャン=フランソワ・ガヌヴァに強く感銘を受けたジェシカは、卒業後は両者の元で働くという幸運に恵まれました。
自然派ワインで世界に名を馳せるこの2大巨匠の元で経験を積んだジェシカの存在は瞬く間にワイン業界で話題となり、2018年に自身のドメーヌを設立した後は、わずか数年で、マコンを代表する造り手の一人として知られるようになります。
彼女のワイン造りの原点は、自然で健全なブドウの育成です。除草剤や殺虫剤を使わず、耕作には軽量トラクターを使用(※)。2022年から始めた買いブドウもオーガニック栽培の高品質な農家を厳選し、自社畑との品質の差は一切ありません。手摘みの収穫時には一般的な32ℓのケースではなく7〜15ℓの小型で浅いケースを採用して、実が潰れて酸化しないように配慮しています。
選果後に最低12時間冷却してから優しく全房圧搾。天然酵母によるアルコール発酵と11か月の熟成は、新樽を使用せず古樽だけで行います。醸造過程では亜硫酸を一切使用せず、瓶詰時に極少量加えるのみ。無清澄・無濾過で澱がもたらす複雑な味わいも活きており、ワインは驚くほどの透明感がありながらも安定感を備えています。
ジェシカのワインは共通して、酸とミネラルが際立つ骨格を形成し、オイリーなテクスチャーが際立っています。仄かな塩味も特徴的です。凛とした佇まいがあり、確かな個性と品格が感じられ、マコンの枠を超えた高品質な逸品です。
ジェシカの情熱と技術が詰まったワインは、これまでにない感動を与えてくれるでしょう。
Yuka Selectionsでは創業以来マコンの秀逸な輸入元を探していましたが、なかなか自社のコンセプトに合う生産者が見つからずにいました。そして2024年の春。同地域でワイン造りを始めた若き才能ある女性生産者の評判を耳にします。早速アポイントを取り、当社代表は期待と少しの緊張を胸にマコンへ向かいました。駅に到着すると、屈託のない笑顔で迎えてくれたジェシカ。その笑顔により緊張は一瞬で解けました。
彼女の蔵元で樽から直接味わったワインは、驚きに満ちたものでした。一切の雑味がなく、喉を滑らかに通り抜けるその液体は、まるで自然そのものを感じさせるような純粋さを持っていました。その瞬間、迷うことなく「輸入決定」です。
彼女はブドウ栽培へのこだわりや、2025年に結婚予定のパートナーの話、趣味である世界旅行(日本にもぜひ訪れたいとのこと)、そして自身が描く将来の夢について語ってくれました。その誠実さと温かさが伝わり、すっかり心を奪われました。
ジェシカのワインは、その純粋さと個性で飲み手を魅了してくれます。まさに「ライジングスター」と呼ぶにふさわしい若手生産者です。
自社畑 |
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・マコン ヴェルジッソン 《ラ・ロッシュ》2023年 完売 |
白 |
・サン・ヴェラン 《レ・ポマール》2023年 完売 |
白 |
・プイィ・フュイッセ "サンプレキシテ" 2023年 完売 |
白 |
・プイィ・フュイッセ 1級 "ル・トリオ" 2022年 |
白 |
・プイィ・フュイッセ 1級 《シュール・ラ・ロッシュ》 2023年 完売 |
白 |
・プイィ・フュイッセ 1級 《レ・クレイ》 2023年 完売 |
白 |
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買いブドウ |
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・アリゴテ "BG" 2023年 |
白 |
・マコン・フュイッセ 2023年 完売 |
白 |
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